荒野にポツンと佇むコンビニ。薄暗い店内には缶詰が並び,窓の外には死者が蠢く。カウンターの内側だけが聖域だ。 客のどうでもいい世間話に耳を傾けながら,片手には冷たい散弾銃を握りしめる。 今宵もまた,逃げ場のない孤独な夜勤シフトが幕を開ける。