少し前の話になる。2025年11月9日にインディーゲームイベント“東京ゲームダンジョン10”を見学したときのこと。会場の隅に試遊待ちの列が見えた。コタケクリエイト(KOTAKE CREATE)さんのブースだった。
生まれてきたものはいつか死を迎える──それは生命だけでなく、天体も同じです。そう語る宇宙物理学者の佐藤勝彦氏によれば、今から50億年以上先の未来には、太陽でさえも宇宙の闇に消えていってしまうそうです。
現在のマスクにとって最優先の目標は、AIを巡る競争に「勝つ」ことにある。マスクはすでにxAIやテスラでこの課題に取り組んでおり、そこにスペースXも参戦させようとしているのだ。スペースXを上場させ、莫大な資源を動員する動きは、彼が本気で勝ちにいこうとし ...
さそり座にある惑星状星雲「NGC 6302」は、その姿から「バタフライ星雲(Butterfly ...
こちらは、最新の研究成果にもとづいた、太陽系外惑星「WASP-121 b」の想像図です。 巨大ガス惑星の前後に帯状の雲のような尾が形成され、恒星を取り囲むように広がっている様子が描かれています。 WASP-121 bは、とも座(艫座・船尾座)の方向・約880光年先の恒星「WASP-121」を公転しています。
岩石質の太陽系外惑星に大気が存在する可能性があることを示す、これまでで最も有力な証拠が、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いた観測で発見された。 太陽系から約280光年の距離にあるこの系外惑星TOI-561 ...
GREX-PLUSが目指すもうひとつの目標である、これから惑星系になりそうな「原始惑星系円盤」を観測することについては、国立天文台科学研究部教授の野村英子(のむら ひでこ)先生が講演されました。
ややこしいのは、ファエトンが「小惑星に分類されながら、彗星のような活動を見せる」点です。彗星は氷が温められてガスやちりを放出し尾をつくりますが、ファエトンも近日点付近で増光し、短い尾のような構造が観測されています。ファエトンは太陽へ約2090万kmまで近づくため、強烈な加熱が彗星っぽさの引き金になっていると考えられています。こうした振る舞いから、ファエトンは「活動小惑星」の代表例としても知られてい ...
恒星間天体「3I/ATLAS」(以下アトラス)が12月19日頃に地球に最接近する。最接近と言っても、約2億7000万キロメートルも距離があり、〝安全圏〟といえよう。それでも、ハーバード大学の理論物理学者で宇宙学者のアヴィ・ローブ教授は、アトラスが恒星 ...
静かで暗い天体だと考えられてきたブラックホールの予想外に活動的な姿が、最近の観測を通じて明らかになってきた。周囲で渦巻くガスなどの影響で磁場や磁力が盛んに変化したり、2つのブラックホールがペアを作って回転したりする様子が見えてきた。宇宙が生まれた直後にできた最古級のブラックホールも見つかり、天体の誕生に関する学説を塗り替える可能性も出てきた。ブラックホールは宇宙にたたずむ静かな天体ではなく、燃 ...
宇宙暗黒時代の夜明け…宇宙誕生後の数億年は、暗黒の時代が続いていました。星や銀河などの天体が誕生する決定的な転換は、いつ、どのように起こったのでしょうか。この謎を解くかぎとして期待される、微弱な電波「21センチ線」。本シリーズでは、何が解明され、どの ...