この結果を受け研究チームは、AI活用によってシチコリンが腸を介して神経を活性化する可能性を予測し、細胞系での実試験で裏付けたとし、また腸の神経が脳と深く結びつくことが知られる中で、シチコリンの腸脳作用メカニズムの一端が明らかになったとする。

同社はコロナ禍の2020年に売り上げが9割減となり、倒産寸前まで追い込まれた。しかしそこから5年で売り上げを約4倍となる約38億円へとV字回復。

数学の中で幾何学は、深い直感が不可欠で、従来のAIには難しかった。創造的なAIと論理的なAIをかけ合わせたことで、高度な推論能力を獲得したことになる。「機械が自力で知識を生み出した」との評価さえある。