米Circleが発行する米ドル建てステーブルコイン「USDC」を活用した店舗決済の実証実験。新たなキャッシュレス決済のモデルとして“QRコードを用いたUSDC決済”を実現するほか、インバウンド顧客を中心に、国内におけるUSDC流通の実需創出を目指す。
国内で新しい通貨の発行が始まった。 日本銀行 が発行する紙幣や貨幣ではない、民間企業によるデジタル通貨「ステーブルコイン」だ。買い物の支払いや送金に大きな変革をもたらす可能性を秘めている。果たして、我々の生活の何を変え、どんな経済圏を築くのか。
2019年、私たちがLibraを発表した際、世界の金融機関からの反応は、控えめに言っても激しいものだった。存在論的な恐怖は、何十億もの人々が即座に利用できるステーブルコインが、銀行が預金と決済に対して持つ支配力を崩壊させるというものだった。
決済の世界は着実に自己変革を続けており、2026年はイノベーションの種がついに芽吹く年になりそうだ。ここ数年は嵐を乗り切り、テクノロジーを活用して差別化を図ることが重要だったが、2026年はエージェント型決済、ステーブルコイン、次世代生体認 ...