高速度のHα輝線は、銀河中心の超大質量ブラックホールの周囲で物質が高速で運動することで生じる「活動銀河核(Active Galactic Nuclei; ...
一般的な宇宙論からはやや外れるが、私たちはブラックホールの中で生きているという衝撃的な理論は決して、でたらめではない。「確かに合理的な考えです」とカナダ、ペリメーター理論物理学研究所の天体物理学者ニアイェシュ・アフショルディ氏は言う。「問題は細部のつ ...
こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した渦巻銀河「NGC 4388」。おとめ座の方向、約6000万光年先にあるNGC ...
宇宙暗黒時代の夜明け…宇宙誕生後の数億年は、暗黒の時代が続いていました。星や銀河などの天体が誕生する決定的な転換は、いつ、どのように起こったのでしょうか。この謎を解くかぎとして期待される、微弱な電波「21センチ線」。本シリーズでは、何が解明され、どの ...
宇宙の観測精度が高まることで、それまで謎だった問題が明らかにされる。明らかになれば、そこに新しい問題が現れる。こうした謎の解明がさらに大きな謎につながる事態が、宇宙の膨張というとてつもなく大きな現象に関連して起きている。宇宙が膨張しているこ ...
コーヒーにミルクをポタリ…にも見えるこの写真は、火星の南極にあるドライアイスでできた「極冠」を捉えている。欧州の探査機マーズエクスプレスが2015年に撮影した。3年後、この探査機のレーダー観測を基に、科学者はこの下に液体の水の湖があるとの見方を示した ...
スプライトとは、雷雲のすぐ上ではなく、そのはるか上空の中間圏(高度およそ50〜90km)で発生する放電現象です。こうした現象はまとめて「超高層雷放電(Transient Luminous Event: ...
宇宙の最も謎めいた構成要素の1つである暗黒物質(ダークマター)が、100年におよぶ探索の末、ついに見つかったかもしれない。暗黒物質は電磁波やエネルギーを発しないため、望遠鏡では検出できない。今回の研究では、2008年から地球を周回しているN ...
米航空宇宙局(NASA)は、太陽系外から飛来した彗星を巡り、一部で異星の宇宙船ではないかという推測が出ていることについて、「全く根拠がない」と一蹴した。
かつて輪中の水田地帯で使われた「田舟」をモチーフにした木の笛を子どもたちが作ることで、木に親しむきっかけにしようと、海津市などの指導員ら4人が、木育プログラムの準備を進めている。田舟に使われた木材の種類や産地、造り方などには謎も多く、当時を知る人など ...
みちのくプロレスの12日の後楽園大会で暮れの名物〝宇宙大戦争〟が行われた。  宇宙大戦争は ザ・グレート・サスケ と バラモンシュウ & バラモンケイ の バラモン兄弟 との抗争であり、ルール無用の「何でもあり」マッチだ。今年で開催20回目を数える ...
GREX-PLUSが目指すもうひとつの目標である、これから惑星系になりそうな「原始惑星系円盤」を観測することについては、国立天文台科学研究部教授の野村英子(のむら ひでこ)先生が講演されました。