大阪・関西万博で鮮烈な印象を残した、カワサキの4脚モビリティ「CORLEO(コルレオ)」。その未来的なフォルムもさることながら、搭載されるパワーユニットが「2ストロークエンジンの復権」を予感させるものとして大きな話題を呼んでいた。そんなCORLEOについて、川崎重工は2025年12月3日、製品化に向けた開発へ正式に着手したと発表した。
すでにスズキやヤマハが採用していたのと同じ形式で、KR250の頃のタンデムツインエンジンからすると個性が失われる結果となりましたが、これも純粋に“戦闘力”を求めた末の合理的選択でした。
しかし、大気汚染といった環境問題が深刻化し始めた’70年代に、環境性能が良いとは言えない2ストエンジンは槍玉に挙げられ、「2スト屋」のスズキもやがて4ストロークへの移行を余儀無くされるようになってしまいました。
並列4気筒エンジンの迫力のエキゾーストノートを響かせながら疾走する4スト250ccレーサーレプリカたち。今の市販車では味わうことが難しいエキサイティングなフィールを持った1980年代の象徴的なカテゴリーのひとつだ。まとめ:岡本 ...