地域主権主義に根差した政治を目指す首長や地方議員らでつくる「ローカル・イニシアティブ・ネットワーク」(LINーNet)が今月、発足3年を迎えた。草の根で多様性を認め合う社会を目指す活動を続ける中、現実は分断や差別をあおるような政治が広がる。この会の世話人の一人で東京都世田谷区の保坂展人区長は「地域で包摂し合う政治を取り戻したい」と語る。(関口克己) ...
世界経済にとっては、トランプ関税の動向とその影響が引き続き主要テーマの一つである。金融政策面では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げサイクルが26年内に終了するのか、逆に日銀の利上げが年内に終了するのかが注目される。主要国の株式市場におけるAIブ ...
いずれの年代でも女性より男性の関心が高く、男女差は「政治・社会」で50代23.5ポイント、60代27.9ポイント、70代18.7ポイントだった。「経済」に関しても50代25.3ポイント、60代27.5ポイント、70代24.5ポイントだった。
印刷ページの表示はログインが必要です。 ベストセラー『希望格差社会』(筑摩書房)の刊行から20年。その間、日本社会や若者を取り巻く環境はどう変わってきたのか。 稀代の社会学者・山田昌弘氏の最新刊『希望格差社会、それから』より、書評家の ...
衆院政治改革特別委員会は15日、企業・団体献金の扱いに関する政治資金規正法改正案などを巡り、参考人質疑を実施した。中北浩爾中央大教授と、谷口将紀東大教授が出席。中北氏は17日に今国会の会期末を迎えることを踏まえ「合意形成に向かっていることは ...
世界で政治家を狙った暴力が拡散している。脅威の中心は組織的な背景を持たず、過激思想や社会への不満を先鋭化させた個人による襲撃だ。日本では公判が大詰めを迎えている安倍晋三元首相の銃撃事件が、「ローンオフェンダー(単独型攻撃者)」の襲撃を未然に防ぐことの難しさを改めて浮き彫りにした。「銃のデザインは米国のゲームを参考にした」。2022年7月に安倍氏を銃撃したとして、殺人罪などに問われた山上徹也被告 ...
若者による自治体議会は、通常の市議会とは別に設置される。2015年に法制化され、原則として全ての自治体が置く。2年に一度選挙があり、13~18歳でその自治体に住む若者は誰でも立候補でき、投票も同じ年代の若者がする。自治体に選挙活動用の写真を撮ってもら ...
政治家の「偽善」とは、公言する理想や政策と、実際の行動や結果との間に乖離(かいり)がある状態を指します。これは単なる個人の資質の問題にとどまらず、社会全体に深刻な悪影響を及ぼすことが、複数の客観的なデータや研究によって示されてい ...
2000年代初頭から、韓国文化は日本に怒涛のように押し寄せました。いわゆる「韓流ブーム」です。映画『シュリ』の日本劇場公開が2000年、日韓ワールドカップの共催が2002年、『冬のソナタ』がNHK総合で放送されたのが2004年です。その後もK-POP ...
新型コロナウイルスの出現によって、私たちはライフスタイルやそれに伴う価値観の変容を促された。誰もが新しい生き方を模索している。 この時代をどう生きるべきか、この社会とどう向き合うべきか。 思い惑う時、音楽の中に答えを探すこともある ...
安倍晋三前政権から菅義偉政権までの9年弱、日本社会は大きく変化した。今、私たちが向き合うべき問題の本質はどこにあるのか。リベラル(自由)であるがゆえに生きづらい、そんな現代社会を攻略不能なゲームになぞらえた著書「無理ゲー社会 ...