各年齢層の年収を線でつなぐと、年収の年齢カーブになる。男女の2本のカーブを同じ平面の上に並べると、年収の性差・年齢差が分かるグラフになる。このグラフから、当該国の男女格差をはじめ、労働や賃金に関わる制度の諸問題が見えてくる。

１９４５年１２月１７日、日本で女性が参政権を獲得した。女性参政権運動（婦選運動）の先駆者、市川房枝らの尽力で実現してから８０年の今も、女性国会議員の割合は低迷している。世界経済フォーラムの男女格差報告で政治分野は１４８カ国中１２５位と最低レベルだ。識 ...

家庭では女性が料理を作ることが多いのに、なぜプロの世界、特に一流と呼ばれる領域では男性ばかりが活躍するのだろうか？ ミシュランのデータが示す、料理界の男女格差とは。

本書『なぜ男女格差はなくならないのか』では、おもに社会的地位や経済的な立場における男女の格差をデータとともに明示したうえで、その格差がどこから生じているのか、一般論に留まらず細部にわたるまで解体して分析。その上で、格差をなくす、少なくとも減少させる方 ...

松山は１４日、都内のゴルフ練習場で中学、高校年代の競技ゴルフを行っている男女１７人に指導を行った。レッスン会後、取材に応じた松山は米ツアーに挑戦する〝男女差〟についても触れ「女子はみんな海外に行って来年は１５人。男子もそこに近づいて来年は５人か６人に ...

男女格差解消が遅々として進まない。取り組みの本気度が問われる。 各国の男女平等度を順位付けした2025年版「男女格差（ジェンダー・ギャップ）報告」で、日本は調査対象148カ国中118位だった。 24年版と同じ順位で、先進7カ国（G7 ...

栃木県は男女間の賃金格差が全国で最も大きい。厚生労働省の2023年のデータによると、フルタイムで働く男性の賃金を100とした場合、女性は71にとどまる。宇都宮大学DE&I推進センターの川面充子・特任助教は同県高根沢町議会議員を務めた経験を生かし、こう ...

東京都は2025年度の「家事・育児実態調査」の結果を公表した。女性が家事、育児、介護にかける時間は1日平均7時間48分で、前回の23年度調査から1時間35分減った。男性は3時間29分と28分減った。男女差は5時間26分から4時間19分に縮まったものの ...

性別を理由にした雇用分野での差別禁止などを定めた男女雇用機会均等法が、成立から40年の節目を迎えた。男性限定の採用、女性は結婚を機に退職するのが当たり前といった風潮の時代に、女性の働き方や生き方を変える推進力となったことは確かだ。

１９４５年１２月１７日、日本で女性が参政権を獲得した。女性参政権運動（婦選運動）の先駆者、市川房枝らの尽力で実現してから８０年の今も、女性国会議員の割合は低迷している。世界経済フォーラムの男女格差報 ...

米国では、職場におけるジェンダー平等に関して、時計の針は逆戻りしている。残念ながら、これは事実だ。男女間の賃金格差は、1960年代以来初めて広がっている──しかも2年連続で。米国勢調査局が2025年9月に発表した2024年のデータでは、男性 ...