一方で半島南部の支店では、預金引き出しを求める人だかりで一時殺気立った。半島南西部の光州では、警察が「沖合にソ連艦艇が現れ上陸を始めた」という誤報を出したので、不安に駆られた預金者が各銀行・各支店に殺到した。それも数日ほどで落ち着きを見せ始め、仁川支 ...
朝鮮銀行では田中鐵三郎総裁が8月13日より東京に出張していたので、当面の処置は星野喜代治副総裁(大蔵省出身)を中心に進められた。午後に緊急の幹部会議を開き、全職員が8月15日付で辞表を提出することが決まる。だがそんなことよりも、目の前で起こりつつある ...
気鋭の朝鮮史研究者・新城道彦さんが、朝鮮半島600年の歴史を、巧みなストーリーテリングで分かりやすく1冊にまとめた『朝鮮半島の歴史:政争と外患の六百年』(新潮選書)が、発売から2週間あまりで重版となりました。 ソウルの独立門は、日本では ...
気鋭の朝鮮史研究者・新城道彦さんが、朝鮮半島600年の歴史を、巧みなストーリーテリングで分かりやすく1冊にまとめた『朝鮮半島の歴史政争と外患の六百年』(新潮選書)が、本日6月21日(水)に新潮社より発売されました。 内容紹介 ソウルの独立 ...
「資本主義は悪で、社会主義が善という考えで歴史をみてきたからだ」と安部さん。また、第2次大戦の敗戦後、朝鮮研究を熱心に担ったのは朝鮮半島出身の在日の学者や、贖罪(しょくざい)意識を持つ日本人研究者らの左翼で、帝国や総督府が発表した ...
過去から続く差別性、植民地主義と向き合わず、それを放置してきた日本では、現在も外国人に対して排除し同化を求める社会が再生産されている。第2部は、在日朝鮮人や外国人に対する差別が横行する社会で何が起こり、パネリストたちがそれにどう対応してきたのかを学び ...
朝鮮大学校は2026年に創立70周年を迎えます。当欄では、大学が歩んできた道のりや現在の教育内容、活躍している卒業生、70周年に向けた取り組みなどを多角的に紹介します。執筆は朝大の教員、関係者が担当します。(月1回掲載) ...
宮田節子さん(みやた・せつこ=朝鮮近代史研究者、本名大西節子〈おおにし・せつこ〉)9月27日、老衰で死去、87歳。葬儀は10月4日に行った。 日本による朝鮮の植民地支配を研究。59年の朝鮮史研究会創設に参加し、のちに会長。11年に韓国日本学会の学術 ...
1894年、朝鮮半島南部の全羅道で大規模な東学の反乱が起こった。東学とは儒教と仏教を統合した新興宗教であり、西学(キリスト教)に対抗する意味合いを持つ名称である。高宗・閔妃政権が進める開国政策によって生活苦に陥った農民の不満の鬱積がその ...
2024年10月刊行の『女性たちの韓国近現代史』は、開国から植民地期、朝鮮戦争を経て現代へ至るまで、激動の世紀を生き抜いた女性たちを描く韓国・朝鮮ジェンダー史の基本書です。著者である大阪産業大学国際学部准教授の崔誠姫先生は、連続テレビ小説 ...
国内最大の仁徳天皇陵古墳(堺市、墳丘長486メートル)などがある百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群(大阪府)について府などは2月1日までに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録に向けて正式な推薦書を提出する。
国立歴史民俗博物館教授で古代史を専門とする歴史学者・仁藤敦史氏による新書『加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか』(中公新書)が話題を呼んでいる。 参考:町田そのこ、孤独死した老人の人生を描くことで得た視点小説『わたしの知る花 ...
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