全日本空輸（ANA/NH）と日本航空（JAL/JL、9201）は12月15日、羽田空港で完全無人運転となる「自動運転レベル4」の貨物搬送を始めた。国土交通省航空局（JCAB）による「航空イノベーション」の一環で、ANAは国内線定期便での実用化を、JALは羽田と成田の2空港での実用化を、それぞれ国内では初めて実現した。

全日本空輸 （ANA）と 日本航空 （JAL）は15日、 羽田空港 の制限区域内で貨物コンテナを牽引（けんいん）する車両について、完全自動運転化したとそれぞれ発表した。特定の条件下でシステムがすべての操作をする「レベル4」の自動運転車両で、実用化は国内初となる。人手不足が進むなか、業務効率を高める。

全日本空輸（ANA）と日本航空（JAL）が15日午前、羽田空港で自動運転貨物車の導入について共同記者会見を開きます。長年ライバル関係にある両社。最近は岡山空港で設備や人材の一体運用を始めるなど接近も目立ちます。双方のトップからどんな発言が出るのか。その日に起きた重要ニュースを深掘りする「ビジネスTODAY」は午