“教育の街”といわれる東京・文京区の公立小学校や進学塾に、中国人児童が続々と流れ込んでいる。東大合格を最終目標に据えた教育熱は日本人よりもはるかに高く、学校環境はすでに変わり始めている。教育の現場で何が起きているのか?※本稿は、日本経済新聞取材班『ニ ...
中国で過酷な受験戦争が子どもや保護者の大きな負担になっている現状を受け、中国共産党と国務院(政府)は学習塾の新規開設や小中学校の過重な宿題の規制に乗り出す。子供の学習をめぐる重圧が少子化の要因になるなか、対策を急ぐ狙いもある。
学習塾の非営利化などの政策は、教育費用の高騰を抑え、出産数増加を後押しするためだけではない。中国政府の真の狙いは、「教育資本化」の回避と「教育公平性」への原点回帰にある。今後の中国教育産業の動きと、新たに生まれるであろう「職業教育 ...
三沢氏は中国の地方都市でオンライン教育サービスを展開していた 中国当局が7月に小中学生向け学習塾の非営利団体への転換など教育産業の規制強化を打ち出した。教育とIT(情報技術)を組み合わせた「エドテック」株は急落し、業界の存続自体が危ぶま ...
中国では学習塾の撤退が相次ぐ。写真は中国・吉林省の小学校の授業の様子(写真:アフロ) 中国政府が宿題と学習塾の全面的な取り締まりを発表したのは昨年7月。当局は学習塾を格差拡大や少子化の「元凶」と見なし、週末と長期休暇の授業を禁止した ...
中国当局が学習塾の規制に本腰を入れている。学習塾での教育が盛んになり、教育不平等の現象が深刻化し、少子化問題にまでつながっているという判断からだ。これを受け、中国の教育関連企業の株価も底を打った。 24日(現地時間)、英フィナンシャル ...
「宇宙の学習塾センター」。そう呼ばれていた北京の学習塾激戦区からこの夏、業者が次々と姿を消した。過熱する「お受験」文化を受けて共産党政権が出した一通の通達が業界を一変させ、受験生や保護者を巻きこんで大きな波紋を広げている。 北京大学 ...
中国の規制強化を受け閉鎖された学習塾 中国の教育産業でいま、大きな波紋が広がっています。中国政府は学習塾の運営企業に対し「利益を出してはいけない」とする異例の方針を打ち出しました。教育産業の市場規模は10兆円を超すと言われ、個別指導や ...
中国政府が事実上の「学習塾禁止令」といえる規制を2021年7月にスタートさせてから4年。家庭の教育費負担を減らすことで少子化に歯止めをかけることを企図したが、「上に政策あれば、下に対策あり」といわれるお国柄だけに、塾や家庭教師の無認可営業 ...
6中全会が終わって間もない中国。強権の負の側面が目に付きます。規制強化のため10月の不動産販売額は前年に比べ3割も減りました。そして高騰してきた教育費抑制を狙った規制を受け学習塾大手2社は撤退を決めています。一方、国内では今年メジャーで ...
7月下旬、中国政府が発表した学校教育に関する「ある通知」が国民を驚かせた。通知では、小・中学校の宿題を軽減するほか、営利目的の学習塾を認めない旨が記されており、教育関連企業の株価は急落した。厳しい受験戦争や学歴社会で知られる中国が ...