日本は中国より総合国力レベルが高かった2010年代を迎えるまで、安保政策面では日米同盟の下で中国を牽制(けんせい)し、外交や経済面では協力的な基調を維持するツートラック外交を展開した。ところが、政治家の世代交代が進み、「普通の国」になる戦略が本格的に ...
韓米が合意した韓国の原子力潜水艦(原潜)の導入に対し、中国は原則的に懸念を表明するレベルの「静かな対応」を取る一方、攻撃の焦点を米国に合わせている。2021年にオーストラリアがAUKUS(米日豪の安保協議体)を通じて原潜導入を決めた当時、中国 ...
李在明大統領と11年ぶりに韓国を国賓訪問した中国の習近平国家主席の首脳会談が行われた。両首脳の初顔合わせは「二国間関係の修復」を試みる意義ある第一歩を踏み出したといえる。 今年で国交正常化33年を迎えた両国関係は順調なだけではなかった。
【北京時事】高市早苗首相の台湾有事を巡る発言をきっかけに日中関係が悪化してから1カ月が過ぎた。習近平政権は経済・軍事両面で圧力を強めており、対立の「着地点」は見えない。中国が求める発言撤回は現実的ではなく、関係修復には1年以上を要するとの観測が大勢を ...
韓国に配備されたTHAADの射程圏(出典:北朝鮮情報分析サイト「38ノース」 日本は高市早苗首相の台湾有事を巡る発言に激怒した中国から観光客の訪日中止や文化交流の中断など様々「いやがらせ」を受けているが、かつて同じ目にあったのが隣国、韓国 ...
これまでの国際秩序が揺らぐ中、日本と国境を接するロシアと中国の連携が強化されると、日本への脅威が一層強まります。両国を結びつけるのは、米国への対抗と貿易の実利。ウクライナ侵攻で西側諸国から制裁を受ける資源大国ロシアと、製造大国中国は、互いの弱点を完全 ...
【読売新聞】 日韓国交正常化から今年で60年を迎えたことに合わせて、将来に向けた協力のあり方について日韓の有識者が話し合う国際シンポジウム「韓日関係これまでの60年、これからの60年」(早稲田大日米研究所など主催)が8日、都内のホテ ...
高市総理の台湾有事をめぐる発言をきっかけに、中国との関係が急速に悪化しています。中国では、日本への渡航自粛を呼びかけたり、日本映画の公開が延期されたりするなど、報復ととれる措置も始まっています。 中国では過去にも、デモや暴動が起きる ...
トランプ米大統領は24日、自身のソーシャルメディアで、中国の習近平国家主席と電話協議したと明らかにした。協議について「とても良かった」とし、「中国との関係は非常に強固だ」と強調。トランプ氏が来年4月に訪中し、その後習氏が同年内に「国賓 ...