ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な移民排斥運動、権威主義的国家の台頭、トランプ2.0、そして民主主義制度基盤の崩壊……。「なぜ世界はここまで急に揺らぎはじめたのか?」。講談社現代新書の新刊、『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』 ...
お金がなければ、時間を奪われる。富裕層が静寂の中で思索を深めている間に、庶民は情報の洪水にのまれる。新しい形の搾取構造です。「静かであること」は富裕層だけの特権であり、ステータスなのです。
注目すべきは、民主党と社会党の接着剤だった国民協同党の存在です。後の首相、三木武夫氏が率いる同党は、資本主義でも社会主義でもない、第三の道としての「協同組合主義」を掲げていました。政務調査会長の船田享二氏(後に衆院議長を務めた船田中氏の弟)は、敗戦ま ...
韓国映画は実際の歴史や政治、社会を鋭く描きます。朝鮮戦争(1950-1953)、軍事独裁政権の時代、朴正煕暗殺と全斗煥によるクーデター(1979年)、民主化運動、そして民主化(1987年)…と、韓国の現代史はまさにドラマに満ちています。現代史がそのま ...
香港最大の民主派政党だった民主党が14日、解散を正式決定した。初代主席を務めたのが〝香港民主主義の父〟と称される李柱銘(マーティン・リー)氏(87)だ。15日に香港国家安全維持法(国安法)違反の罪などで有罪判決を受けた黎智英(ジミー・ライ)氏(78) ...
目まぐるしく変化する国際情勢。米国ではニューヨーク市長に「民主社会主義者」を自称する左派のゾーラン・マムダニ氏が当選した。この新しい風について、池上彰さんと佐藤優さんに語ってもらった。AERA 2025年12月8日号より。
2024年に日本若者協議会が文部科学省へ「学校内民主主義」の制度化に向けた提言を提出した(左から3番目が室橋さん)。画像提供:一般社団法人日本若者協議会 2025年の参議院選挙の投票率は58.51パーセントで、2022年の参院選の52.05パーセントを上回りまし ...
民主主義社会をどのように運営していくか、今改めて考える必要がある。(写真:イメージマート) 現代民主主義、特に小選挙区制を採用する国々における政権運営は、「民意」と「政策的専門性」という二つの要素のバランスが不可欠です。しかし、小 ...
公明党が自民党との連立政権から離脱すると表明したことを受け、野党にも衝撃が広がった。立憲民主党は野党候補の首相指名獲得に向け、公明に共同歩調を働き掛ける方針。連立参加へ秋波を送られてきた国民民主は前提が崩れたと判断し、自民との連携 ...
政治不信、地方議員のなり手不足――。そんな現在の政治が抱える問題の打開策の一つになる可能性がある「くじ引き民主主義」。無作為に選ばれた住民たちが意思決定などをする。提唱する吉田徹・同志社大教授(比較政治学)が今月、更別村で開かれた ...
【ニューヨーク=柴田菜央】米国最大の都市ニューヨークで4日に行われた市長選で、民主党進歩派で民主的社会主義者のゾーラン・マムダニ州下院議員(34)の当選が確実となりました。米メディアが一斉に伝えました。同市で初のイスラム教徒の市長 ...
国会で“注目の一戦”があった。 立憲民主党の蓮舫参院議員が12日、参院予算委員会で質問。高市首相との対決に臨んだ。テーマは「政治とカネ」である。 「蓮舫さんは昨夏の都知事選で落選後、しばらくお休みしていましたが『自民党の裏金事件だけは ...