司忍組長―竹内照明若頭による六代目山口組の現体制で、その屋台骨を支えるのが四代目弘道会だ。先の分裂抗争では多くの逮捕者を出す一方で、対立組織からは常に目の敵にされ、その存在感の大きさが際立った。そんな弘道会の代替わりから2カ月が経過した今、改めて中核組織の全容に迫る!
6代目山口組の最中核組織である弘道会でトップの交代人事があった。ここ最近の組織事情に従えば「次の次」の山口組組長の最有力候補と目されるが、ここでは弘道会新トップの不思議な指詰め逮捕事案について触れておこう。 【写真を見る】「高山 ...
名古屋市を拠点とする暴力団「弘道会」出身の篠田建市(通称・司忍)組長(83)をトップとする「六代目山口組」が分裂し、今年で10年がたった。4月に山口組は抗争終結を宣言したが、次期組長は再び弘道会から選ばれる公算で、離脱した「神戸山口組」との対立が続く ...
そして、9月8日、山口組の趨勢に直結する4代目弘道会の人事が公表されたのである。 総裁 竹内照明(6代目山口組若頭) 会長 野内正博(野内組組長) 若頭 南 正毅(3代目高山組組長) 舎弟頭 松山 猛(10代目稲葉地一家総長) という顔ぶれである。
野内会長を支える弘道会最高幹部の陣容についても触れておこう。要役の若頭には、三代目髙山組・南正毅組長が就いた。竹内総裁が三代目弘道会会長に就任した際、髙山組の跡目を継承しており、いわば弘道会での“本流”を歩んできたことになる。
日本最大の暴力団で、兵庫県などで特定抗争指定暴力団に指定されている「山口組」が13日、静岡市清水区で会合を開きました。捜査関係者によりますと、山口組は静岡市清水区の傘下の清水一家の組事務所で、直系組長が顔を合わせ正月を迎える儀式「事始め式」を開催した ...
自身の出身母体である弘道会のトップを巡る人事が発表された。その裏側には、司忍組長(中央)率いる六代目山口組の狙いも見え隠れする 今年4月、神戸山口組との「抗争終結」を宣言した誓約書を一方的に当局に出し、新しく若頭に就任した竹内照明 ...
11月19日、宮崎地裁(写真)で開かれたのは、昨年9月に六代目山口組系組織幹部が、2020年に神戸山組組から離脱した池田組(池田孝志組長)系幹部を射殺した事件の初公判だ。 事件は昨年9月9日に発生。宮崎県宮崎市の池田組系組織・志龍会本部を、宅配業 ...
国内最大の指定暴力団・山口組が分裂してから10年が経過した。離脱した勢力が結成した神戸山口組などとの間で対立抗争が続いてきたが、山口組は今年4月、兵庫県警に抗争終結の宣誓書を提出。幹部人事も刷新するなど沈静化に向けた動きをみせるが ...
昨年末、愛知県瀬戸市で行われた餅つき行事に参加した六代目山口組の司忍組長(中央) 分裂・離反した神戸山口組との10年抗争への終戦を4月に宣言し、体制強化に乗り出す山口組に新たな動きが出てきた。名古屋に本拠を置く中核組織の弘道会の新体制が ...
20年間続いた6代目山口組司忍組長時代が、いよいよ最終局面に突入しようとしている。 司忍が6代目山口組組長に、高山清司が若頭(2025年6月まで)に就任したのは、20年前の2005年7月。当時、私は連載していた『月刊実話ドキュメント』(現在は休刊)に ...
2007年に神戸市で指定暴力団山口組系多三郎一家の後藤一男組長=当時(65)=が刺殺された事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)の疑いで26日に逮捕された指定暴力団神戸山口組山健組系幹部の勢昇容疑者(76)=住所不詳=は、兵庫 ...