今から約45億年前、誕生して間もない地球に火星ほどの大きさの天体が衝突した。「テイア」と呼ばれる仮説上の原始惑星だ。 衝突がどのように起こり、その後何が起こったのかは、いまだに完全には解明されていないが、「ジャイアント・インパクト説 ...
地球と惑星衝突のイメージ出典:スペースチャンネル(AI) 地球がまだ若く、荒涼とした不毛の星だった約45億年前。そこに現れたのは、火星ほどの大きさの原始惑星「テイア(Theia)」でした。最新の研究によると、このテイアとの大衝突こそが、地球に生命 ...
それほどに地球は巨大なのだ。そうであるが故に、人間にとって異常と感じる現象も、地球にとっては小さいと評価される。 しかしいっぽうで、そうした地球規模にとっては小さな現象が、そこで営々と生活を築き上げてきた人々に多大な影響を与え、人命 ...
太陽系にわくわくするようなニュースが飛び込んできた。学術誌「Research Notes of the AAS」に先ごろ発表された論文によると、ビルほどの大きさの謎の小惑星が、地球と並走して太陽の周りを回っていることが分かったのだ。PN7と名付けられたこの天体は、2025 ...
現在の地球が保持する大量の水は、どこから来たのでしょうか?地球に水をもたらした供給源のうち、大きな割合を占めると推定されているのが、水や有機物に富む炭素質小惑星です。ただし、水供給に炭素質小惑星が関与した度合いを正確に知るためには ...
ほかの星から飛来してきた「恒星間(こうせいかん)天体」の姿を、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡が捉えた。時速21万キロという猛スピードで飛行し、彗星(すいせい)のような尾も確認できている。 この天体が見つかったのは、今年7月1日。
地球が温暖化しているのは、「温室効果」の機能をもつ二酸化炭素が増えたからではないか、という議論がある。 大気中の二酸化炭素濃度は、地球内部での炭素の循環や、大気と海洋の間での炭素のやり取りなど、複雑な相互作用によって決まっている。