女子シングルスでは日本勢6人が出場。長﨑美柚選手と大藤沙月選手の8強が最高でした。長﨑選手は伊藤美誠選手、大藤選手は橋本帆乃香選手との日本人対決を制して初戦を突破。準々決勝では中国のトップ選手に阻まれました。また張本美和選手、早田ひな選手ともに初戦で中国選手に敗戦。優勝は 王曼昱 選手が蒯曼選手との中国勢対決を制して、昨年に続く連覇を達成しています。 混合ダブルスでは 松島輝空 /張本美和の“そらみわ”が3位表彰台。準決勝でパリオリンピック金メダルペアの王楚欽/孫穎莎ペアに屈しました。優勝はその中国ペアを破ったイム・ジョンフン/シン・ユビンの韓国ペアが頂点に立っています。

WTTの年間王者を決めるWTTファイナルズ香港（2025年12月10～14日）が行われ、男子シングルスで張本智和（トヨタ自動車）が初優勝。女子シングルスは王曼昱（中国）が連覇を達成。混合ダブルスで松島輝空／張本美和（木下グループ）がベスト4となった。 過去4大会で3度の準優勝を経験している世界ランク5位の張本。悲願の初優勝を目指して臨んだ今大会は、準々決勝では世界ランク6位のF・ルブラン（フランス）をフルゲームの激戦の末に下すと、続く準決勝では世界2位の林詩棟（中国）にも競り勝ち、4度目の決勝進出を果たす。 張本は得意のバックハンドを武器に、ゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームを逆転で奪って王手をかけると、第6ゲームも序盤から主導権を握り、そのまま押し切ってWTTファイナルズ初優勝。