メソポタミア、エジプトの文明から、ペルシア帝国、ギリシア都市国家を経てローマ帝国まで――。「地中海文明」の全貌を一人の歴史家の眼で描くシリーズ、「地中海世界の歴史」全8巻がついに完結した。昨年4月の刊行開始以来、そのスケールの大きさと、人間を描く大胆 ...
どのような時代の人々も、「自分たちは前例のない時代に生き、独自の課題に直面している」と信じている。しかし繰り返し、同じパターンと動機が文明を弱体化させ、時には破壊さえもたらす一方で、文明を強化し繁栄を可能にしてきた。過去から学ぶに ...
【7月5日 Peopleʼs Daily】国連(UN)が新設した「文明対話国際デー」の専用ウェブページを開くと、9枚の写真を介して「異なる文明がそれぞれ独自の美しさを持ち、互いに調和する光景」が映し出される。9枚の写真に添えられた「対話は、国際社会の力を結集 ...
国家はなぜ、どのようにして誕生したのか──。この壮大な問いをめぐって提示されてきた諸説を、膨大なデータの数理モデル分析によって検証した結果、ある要因が浮き彫りになった。英国とニュージーランドの学者が、最新の研究結果を紹介する。
大阪・関西万博が閉幕する。記者として多くのパビリオンをまわってきたが、開幕以来ひときわ異彩を放ってきたあるパビリオンでの「もやもや」について、どうしても書いておきたい。 そのパビリオンは、メディア・アーティストの落合陽一さんが手がけ ...
人類は豊かな生活を求めて知恵を絞り、農耕や都市の建設に取り組んで文明を発達させたとされる。だが、いくつかの科学研究は人々が独自の発想だけに基づいて農耕を始めるなどしたのではなく、山地の土砂崩れや河口に砂が堆積したことなどが文明の ...
――『人類帝国衰亡史』の中には、地球上で過去五回あったとされる「大量絶滅」の話が書かれていました。巨大火山の噴火や小惑星の衝突が引き金となり、繁栄していた生き物たちが一気に減ってしまいました。そして今、人類が地球の生態系を支配する ...
写真、地図、イラスト、グラフなど500点以上の図版で、世界の河川、河口、三角州をダイナミックに解説。 河出書房新社 2025年6月6日 08時00分 株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、『世界の河川 地球科学大図鑑』を、2025 ...
人類の進化には、まだ発見されていない姉妹種がいるのかもDidit hutomo-shutterstock 約100万年前の頭蓋骨の化石を分析した国際共同研究により、ホモ・サピエンス(現生人類)の出現時期が定説より40万年早く、現在より100万年以上前にさかのぼる可能性が示され ...
株式会社エディア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:賀島 義成)の子会社、株式会社一二三書房(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎 篤、以下:一二三書房)は、エンターテインメント小説レーベル『サーガフォレスト』にて発売中の小説 ...
ポルトガルのトラス・オス・モンテスにて、石鎌を用いてコムギを収穫する女性たち。(PHOTOGRAPH BY VOLKMAR K. WENTZEL, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 新石器革命(農業革命とも呼ばれる)は、およそ1万2000年前に始まったと考えられている。これは最終氷期が終わり、現在 ...