12月10日と11日に北京で開催された中央経済工作会議では、中国経済の現状を分析し、来年の方針を決定した。習近平主席は、経済の安定を重視し、特に就業問題の深刻さを指摘。8つの重点任務を掲げ、国内市場の強化やイノベーションの推進を目指すが、実行力が課題 ...
米中対立が関税措置の先送りなどで小康状態に向かいつつあるものの、内需に不安を抱える2026年の中国経済は、かつてほどの高成長が期待できない状況だ。26年の中国経済の行方と、昨今の日中関係悪化の日本経済への影響を展望する。
ハンセン中国企業株指数(H株指数) (.HSCE) 前場終値は188.58ポイント(2.11%)安の8729.12。
中国経済は回復の兆しを見せていたはずだったがLightman4289-shutterstock 中国経済が8月、大幅に減速した。中国国家統計局が9月15日に8月の各種経済統計を発表。一連の重要指標が軒並み予想を下回る結果だった。 【動画】天安門事件以来の反乱? 預金を凍結さ ...
【北京=三塚聖平】中国共産党と政府は10、11両日、2026年の経済政策の基本方針を討議する中央経済工作会議を北京で開いた。中国国営新華社通信によると、来年の経済政策の重点として「内需主導の堅持」を掲げた。中国国内で需要不足にもかかわらず供給過剰とな ...
【北京=塩崎健太郎】日本経済研究センターは16日、2040年までの経済見通しを発表した。中国は26〜30年の5年間で年平均4.1%の経済成長率となり、21〜25年の同5.4%から減速する見込みだ。米国の対中追加関税は下がったものの、内需不足やデフレ圧力が下押し要因となる。25年の中国の経済成長率を4.9%と予測した。26年は4.5%、27年は4.4%と鈍化し、29年には3.9%と4%を割り込む ...
10月23日に中国共産党の第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が閉幕した。今回、最も重要な議題は、2026年度に始まる第15次五カ年計画だった。多くの識者やメディアは「既定方針に変化なし」と報じたが、筆者の意見は異なる。この会議では習近平総 ...
高市早苗首相の台湾を巡る発言で、中国が猛反発を続けており日中関係は緊迫化しています。発言から1カ月が経つなか、収まらない中国の怒りの背景に何があるのか。そして、台湾の人々はこの状況をどう見ているのか。中国ルポライターの安田峰俊氏が、台湾出身で台湾など ...
ラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「中国経済の真相」に出演した真家陽一氏 中国でデフレ懸念が一段と高まっています。8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べ0.4%下落し、3カ月ぶりにマイナスとなりました。国内メーカーの間で「内巻」と呼ばれる ...